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1. 髄膜炎(ずいまくえん) 2. パーキンソン病 3. 繊維筋痛症とリウマチ性多発筋痛症
 
3. 繊維筋痛症とリウマチ性多発筋痛症
 
質問:

65才、主婦です。
3日月ほど前から首の後ろ、腰、右の太ももなど痛みを感じるようになりました。朝に多く肩の痛みもあります。
整形外科を受診しましたが、首と腰のレントゲン、リウマチの検査で異常はありませんでした。
体のだるさもあるので内科を受診しましたが血液検査、心電図などどこも異常なく、心療内科を受診するよう勧められました。
特別ストレスはなく心配性な性質でもないのですが。


答え:

あなたの症状からすると、繊維筋痛症とリウマチ性多発筋痛症を疑うことができそうです。
両方とも特に誘因なく全身の筋肉の痛みが出現してきますが、リウマチ性多発筋痛症では体に近い部位の痛みが多く、繊維筋痛症では手足の痛みもあるようです。
ともに女性に多く、繊維筋痛症は特に年齢に関係なく、リウマチ性多発筋痛症は65才以上の高齢者に多発します。
整形外科や内科の通常の検査で異常は見られないので、自律神経失調症や心身症を疑われることが少なくありません。
診断のポイントは繊維筋痛症では図のように指で押すと強い痛みが誘発されるほぼ決まった位置の圧痛点があることです。 18か所のうち11か所以上(下図を参照)あるとリウマチ性多発筋痛症の疑いが強まります。
リウマチ性多発筋痛症では血液の炎症反応検査で赤血球沈降速度が40mm/分以上、CRPが上昇しているとその疑いが強まります。
繊維筋痛症に有効な治療は今のところないのが実情ですが、リウマチ性多発筋痛症にはステロイドが服薬の翌日から著効します。リウマチ性多発筋痛症はその10%程度に側頭動脈や眼動脈の炎症を合併し失明する危険性があるので要注意です。
筋肉の炎症や膠原病などとの鑑別も必要になるので一度神経内科を受診されるとよいでしょう。

 
                   
両側肩に痛みとこわばりがある。
両側上腕部の圧痛
発症から2週間以内に症状が完成する
朝のこわばり(頚部、肩甲帯、腰帯)が1時間以上続く。
赤沈が40mm/hr以上に亢進する。
65歳以上に発症する。
うつ状態ないし体重減少がある。
リウマチ性多発筋痛症の診断基準
(これら7項目の内3項目以上
 
 
繊維筋痛症の圧痛点(18か所中11か所以上)
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